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zoom RSS (371)京都大学農学部農林経済学科同期会D 三高寮歌「逍遥の歌」と吉田山

<<   作成日時 : 2014/11/13 23:45   >>

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三高寮歌「逍遥の歌」の一番は次のようになっています。(この歌は十一番までありますので、全歌詞を巻末に記載します)

  紅萠ゆる岡の花
  早緑匂ふ岸の色
  都の花に嘯けば
  月こそかゝれ吉田山

「三高」とは「旧制第三高等学校」のことで、戦後の学制改革で、私の受験の頃(1960年)は京都大学の教養部(吉田分校)になっていました。私が京都大学をめざし受験勉強をしている頃、この歌の壮大な情景にあこがれ、合格して「吉田山」でこの歌を歌ってみたいと励みました。勿論この時すでに十一番まですべて諳んじていました。
合格してから、吉田山には何度も登りました。そして「京都大学応援団」に入団してこれ以外の三高寮歌も覚えました。下写真は当時入手した三高同窓会発行の「三高歌集」です。

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2014年10月29日、京都大学農学部農林経済学科の卒業50周年記念同窓会の集合前に、同じ横浜から出発した杉江君とこの「吉田山」に登りました。東大路通の「京大正門前」から「東一条通」を東に進むと通りの南側に下写真の第三高等学校跡の「京大南キャンパス」(私の時代は教養部吉田分校)がありました。
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北側に下写真の「本部キャンパス」がありました。
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東一条通の突き当りに、赤い吉田神社の鳥居が見えてきました。
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周りの建物はすっかり変わっていましたが、鳥居は変わっていませんでした。
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鳥居をくぐり、石段を登って行きました。
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やがて、吉田神社に着きました。
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神社の前を過ぎ、吉田山の頂上に着くと「紅もゆる丘の花」記念碑がありました。
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横に説明の石碑があり、逍遥之歌の十一番までの歌詞と次の説明が彫られていました。
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石碑には「紅もゆる百年」を記念して、と題して、次の説明がありました。

この吉田山西麓に旧制第三高等学校が置かれていた。「自由」を校風とし、湯川・朝永・江崎のノーベル賞受賞者などをはじめ、万余の人材を世に送りだした。しかし1950年、戦後の学生改革により八0年余りの歴史に幕を閉じ、京都大学に吸収された。
「紅もゆる丘の花」は嬉しいにつけ悲しいにつけ三高生が常に口にした歌であり、広く内外の人に愛された。時代によって多少の変遷はあったが、右の歌詞は1905年の原作である。この碑とともに、ながく三高の自由の精神が歌い継がれることを望んでやまない。

下写真は私と石碑で、石碑の大きさがわかります。
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この歌碑は三高同窓会90周年記念事業として製作され、1958(昭和33)年5月に完成除幕式が行われました。2013(平成25)年5月20日三高同窓会が解散する時に、京都大学に寄贈されました。

ここから、私の学生時代には、下写真のように大学の構内が見下ろせました。
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しかし、今は木々が生い茂り、ほとんど見えませんでした。
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頂上は、「吉田山緑地」になっており、遊歩道を歩いて、今出川通りの「京大農学部前」に降りてきました。ここにも鳥居がありました。
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そして、農林経済学科同期会出席者が集まる「進々堂」に向かいました。

<付録>「逍遥の歌」と歌詞を紹介します。(歌詞・漢字は三高歌集により、また歌いやすいように(かな)をつけました)

旧制第三高等学校逍遥の歌「紅もゆる丘の花」

伝統的学生文化の復興と継承のために 2010/10/15 にアップロード


https://www.youtube.com/watch?v=_nEjpaLKU8M

旧制第三高等学校寮歌 逍遙の歌 
           澤村 胡夷 作詞 作曲.(明治38年制定)

一、紅萠ゆる丘の花 早緑(さみどり)匂ふ岸の色
  都の花に嘯(うそぶ)けば 月こそかゝれ吉田山

二、緑の夏の芝露に 残れる星を仰ぐ時
  希望は高く溢れつゝ 我等が胸に湧返る

三、千載(せんざい)秋の水清く 銀漢(ぎんかん)空にさゆる時
  通へる夢は崑崙(こんろん)の 高嶺(たかね)の此方ゴビの原

四、ラインの城やアルペンの 谷間の氷雨(ひさめ)なだれ雪
  夕(ゆうべ)は辿る北溟(ほくめい)の 日の影暗き冬の波

五、嗚呼(あゝ)故里よ野よ花よ ここにも萌ゆる六百の
  光も胸も春の戸に 嘯き見ずや古都の月

六、それ京洛(けいらく)の岸に散る 三年(みとせ)の秋の初紅葉
  それ京洛の山に咲く 三年の春の花嵐

七、左手(ゆんで)の文(ふみ)にうなづきつ 夕(ゆうべ)の風に吟ずれば
  砕けて飛べる白雲(はくうん)の 空には高し如意ヶ嶽(にょいがたけ)

八、神楽ヶ岡(かぐらがおか)の初時雨(はつしぐれ) 老樹の梢(こづゑ) 傳ふ時
 檠燈(けいとう)かゝげ口誦(くちづさ)む 先哲至理(せんてつしり)のヘ(おしへ)にも

九、嗚呼又遠き二千年 血潮の史(ふみ)や西の子の
  榮枯の跡を思ふにも 胸こそ躍れ若き身に

十、希望は照れり東海の み富士の裾の山櫻
  歴史を誇る二千載(にせんざい) 神武の児達(こら)が立てる今

十一、見よ洛陽の花霞(はながすみ) 櫻の下(もと)の男(お)の子等が
   今逍遙に月白く 静かに照れり吉田山


最後に「三高歌集」に載っている楽譜と歌詞を掲載します(クリックすると大きくなります)。

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