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zoom RSS (425)たまプラーザ駅前桜並木再生計画@ 明らかになった計画の概要

<<   作成日時 : 2015/12/27 11:03   >>

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2015年11月、たまプラーザ駅前の道路脇に下写真の掲示板が出されました。小さな看板なので、道を行く人々はあまり気が付かないと思います。この掲示板は横浜市青葉区土木事務所・道路係が出したもので、「たまプラーザ駅前桜並木再生計画」がコンパクトにまとめられています。(写真や図はすべてクリックすると大きくなります)
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このところ、たまプラーザ駅前の桜並木の老木が何本も伐り倒されていて、一体何が起こったのか心配していましたが、この掲示板により、ようやくその理由がわかりました。以下に、この掲示板の内容を分析し、たまプラーザの桜並木の現状と将来を紹介したいと思います。

下写真は、掲示板の左半分で「たまプラーザ駅前桜並木再生計画」と題して、次のように書かれ、また整備完了後のイメージが示されています。
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桜並木の再整備を行います。
たまプラーザ駅前桜並木は、整備されてから45年が経過しました。
健全な桜並木を維持するために、並木の再生を行います。

再整備の目的
  @適正な樹木間隔を確保します。
  A歩行スペース、車両通行スペースを確保します。
  B通行の安全を第一に考えて樹木を配置します。
  C地域の皆様が永く楽しめる並木を形成します。

サクラ並木の概要
  位 置:たまプラーザ駅前〜美しが丘公園
  現況品種:シメイヨシノ
  本  数:約190本
  延  長:約1.0km

また、看板の右半分は下写真のようになっています。
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この看板には多くの情報がぎっしりと詰まっていますので、図をほぐしながら、説明します。

まず桜並木の整備の範囲は下の「再整備計画図」のように、三つのゾーンに色分けされています。
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即ち、たまプラーザ駅前の東急百貨店前・イトーヨーカ堂前の広い通りを「ゾーンA」、そこから鷺沼に向かう道と、途中から美しが丘公園に向かう道を「ゾーンB」とし、これらの道のうち交差点付を「ゾーンC」とにしています。
そして、これらのゾーンがかかえる現在の課題を解決し、健全に樹木が育つ安全な街路を作るための、下記のように整備するとしています。

ゾーンA:ソメイヨシノ
現況
  ・歩道が広く樹木の生長するスペースがある
整備内容
  ・活力を与えるための手当を施す(土壌改良、剪定、根の更新など)
  ・歩道が広いので、植栽枡を一回り大きくする。
  ・並木を維持しつつ、樹勢の悪いソメイヨシノの植え替えを進めていく
街路の断面のイメージ図
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ゾーンAの整備イメージ図です。
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ゾーンB:カンザン
現況:
・歩道が狭く、ソメイヨシノの生育には不向きである。
整備内容
  ・カンザンに植え替え、歩行エリアを確保する。

街路の断面のイメージ図
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ゾーンBの整備イメージ図です
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ゾーンC:アマノガワ
現況
  ・大きな交差点で、特に見通しを確保する必要がある。
整備内容
  ・アマノガワに植え替え、見通しを確保する。
  ・安全上、交差点や信号機などと樹木は、一定の距離を確保する。
街路の断面のイメージ図
画像
ゾーンCの整備イメージ図は上のゾーンBと同じです。

そして掲示板には全体のまとめとして

全体:ゾーンごとに開花時期の違う品種を選び、花を長く楽しめる
現況
  ・根上状況や土の固結によって弱った樹木がある
  ・現在の基準より、樹木の間隔が狭い
整備内容
  ・弱った樹木は伐採し、根を取り出して土を入れ替え、新しい樹木を植える
  ・樹木の間隔を樹種にあわせて広げる。

そして、三種のサクラの特徴を下の表のように示しています。
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それぞれのサクラの写真をネットで調べて掲載します。
ソメイヨシノ
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カンザン(関山)
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アマノガワ
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最後に、たまプラーザ駅前の桜並木の現状を紹介します。
たまプラーザ駅前の「ゾーンA」の東急百貨店側の歩道です。
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たま「プラーザ駅入口」交差点付近は「ゾーンC」となっていて、アマノガワに植え替えのためか、すでに老木三本が切り倒されています。
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三井住友信託銀行前付近の「ゾーンB」ですが、すでに植え替えられています。
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美しが丘二丁目の三差路付近の「ゾーンC」ですが、ここも老木が切り倒されています。
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他にも、たくさんの老木が切り倒されたり、また植え替えられたりしていますが、計画通りの桜並木が一日も早く出来上がることを期待しています。

ソメイヨシノは、江戸末期から明治初期に、江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成されたといわれています。日本原産種のエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれたと考えられています。日本では明治の中頃より、サクラの中で圧倒的に多く植えられた品種であり、今日では、「桜」といえばこのソメイヨシノをさすほどになっています。
しかし、すべてのソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながり、それらのクローンといえます。これがすべてのソメイヨシノが一斉に咲き一斉に花を散らす理由になっていますが、寿命が短く、特定の病気に掛かりやすく環境変化に弱い理由ともなっています。
「たまプラーザ駅前桜並木再生計画」のソメイヨシノ以外の品種が取り入れられているには、良いことだと思います。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
たまプラーザ駅前桜並木は植えられてから45年しかたってないのですね。
なのに大きく枝を張って立派な大木に育っていたのですね。
ソメイヨシノって成長が早いのですね。
そして年老いてしまうのも早いのですね。
キノコが生えるし根っこは切られて痛々しくて可哀そうだなあと思っていました。
植え替えられるのですね。
関山は外国では人気の品種ですよね。
アマノガワは枝が横に張らずに上にのびるので
狭い歩道に植えるには良いかもしれませんね。
桜並木の再生、楽しみですね。
ソメイヨシノだけでなく関山やアマノガワも咲く並木道
ステキですね。

ふるやのもり
2016/01/04 00:12

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